治療方法

放射線療法

外科手術によって治療が可能とされてはいますが、なるべく傷が少なく数日で退院できるような手術の方法があればありがたいと思うのは当然です。


放射線治療は外科手術と同様腫瘍細胞を死滅させる効果がありますが、日本ではまだ放射線治療医がまだ普及しておらず、不足しているのが現状です。放射線は大腸がんに対して骨盤内からの再発を抑制したり、がんを少しでも小さくしたりする目的として使用されています。


放射線治療は補助放射線療法と緩和的放射線療法の2つに分類されています。補助放射線療法は、切除できるがんに対して高エネルギーなX線を用いて治療する方法です。数週間から1か月かけて治療を行うそうです。効果としてはがん細胞の遺伝子を破壊しがんの増殖を抑えることが可能です。


一部で実施されている方法として抗がん剤による化学療法と組み合わせて行うなどの治療も行われているそうです。緩和的放射線療法は、切除不能となり痛みや出血を伴う場合に使用されています。また、転移による痛みや神経症状などを緩和する治療法です。この方法は状態によっても異なりますが、2~4週間などの短期間で治療が完了するなどの効果もあり、とても実用的と言えるでしょう。


しかしデメリットもあり、放射線が当たることによって腸炎による下痢が起こりやすくなってしまいます。この症状も身体の状態や治療時間、放射量などの条件にもより様々です。必ずしも起こるわけではないですが、完治後も油断しないよう心掛ける必要があるようです。