大腸がんの症状
早期がん
早期がんという症状はまだがんが進行していない状態のことを指しています。詳しく説明すると、大腸がんにおいて早期がんという症状は、腸内の粘膜層と呼ばれる個所に小さながん細胞の固まりがある状態で、深達度(深さ)もまだ筋肉層まで達しておらず浅いところに留まっている状態のことを言います。
この状態であれば、まだ他の臓器などには転移していないことになります。早期がんの場合、発見できる期間としては1~2年の間と言われています。これはがんの成長する速度が関係しています。早期がんはおよそ2㎝の大きさを指します。内視鏡で確認することができる腫瘍ならば、そのまま切除することが可能なケースもあります。
もちろん内視鏡で観察できてもそのまま切除できないケースもあるので、医師の適切な判断が必要となります。また、患者が高齢者の場合やほかの病気などで合併症を併発している場合も内視鏡で切除できない場合もあります。
これまで解説してきた通り、早期発見できた場合は問題ありません。しかし、早期がんの場合でも少々深めなものでは手術が必要になる可能性もあります。手術で十分治療が可能ならばすぐにでも治療したほうが良いでしょう。
少しでもがん細胞が残っていれば再発の恐れがあり、放っておくと進行がんになりかねません。そうした場合は最悪なケースも視野に入れなければならなくなるので、治療後も定期的に診察してもらったり体に少しでも異常がみられたりした場合はすぐに医師に相談しましょう。