多臓器への影響

脳と言われて大腸がんがそこまで転移するのかと疑問に思うことでしょう。脳へ転移する可能性は他の臓器への転移と比べ、比較的確率は低いですがまれに脳に転移することもあるそうです。


しかも脳のどの部分にも転移は起こるということです。もし脳に転移してしまった場合、麻痺や上手く話すことができないなどの症状があります。また、脳が腫れあがってしまい、頭痛や嘔吐・意識障害を起こす可能性もあるそうです。大腸がんの患者でこのような症状が現れてしまったときは脳にも転移しているという可能性を考えた方が良いと言えるでしょう。


脳に転移したときの治療法ですが、もちろん抗がん剤は使用できません。そのため、治療法としてはガンマナイフと呼ばれるガンマ線を使用した放射線治療が行われています。これは多数のガンマ線を利用し、正常な脳とがん細胞を判断した後、病変部位に集中的に放射線を当てることによって破壊するものです。


治療時間も30分~1時間と比較的短時間で治療を行うことができることがメリットと言えるでしょう。この治療法によってほぼ7割の患者に症状の改善が見られているのでとても良好と言えるのではないでしょうか。麻痺などによって日常生活に支障が出てしまっている場合は手術の可能性もあります。


脳に転移した場合は最初とても驚くとは思いますが、これまでの治療成績を知って問題ないと感じることでしょう。医療の技術は昔よりはるかに進歩しているので積極的に治療を行いましょう。